西日本新聞に紹介されました。

西日本新聞(2016年2月4日朝刊)でくるめ起業会が紹介されました。

以下---転載---

 

『起業の仲間 協力し成長』
「くるめ起業会」設立12年
筑後地区で起業を目指す人や、すでに起業を果たした経営者でつくる
「くるめ起業会」が4月で設立12周年を迎える。月1回の定例会を通じて起業のノウハウなどを学ぷ従来の活動にとどまらず、久留米市のまちづくりにも積極的に参加しようとしている。(記者:長浜幸治)

『外部と積極交流 催しで街活性化』

 久留米商工会議所主催の起業家向けプログラム「創業塾」のOBが中心となって2004年に発足した起業会。現在、会員は約30人。
起業して間もない新人と、会社を起こして10年を超えるベテランが混在している。

 定例会は商議所の一室で開かれている。「何がしたいのか伝わるよう誰にでも分かる言葉を使わんと」、「似顔絵や家族構成、趣味を入れた名刺は営業先で盛り上がりますよ」。ベテランは書類の書き方や手続きなどのノウハウを教え、新人は自由な発想に基づくアイデアを披露する。ピジネスに関する情報や知識を共有し、刺激を受けられる貴重な場となっている。

 しかし、デザイン会社「リバーランドchikugo」代表で、起業会の笠克也会長(50)は現状に満足していない。「机に向かっているだけじゃ人脈もピジネスチャンスも作れない。外に出ることで新たな気付きがある」。定例会では会社経営の専門家を招いての勉強会なども開いているが、活動は会議室の中にとどまっていた。そこで昨年6月、街中に飛び出す試みに挑戦した。

 笠会長や若手起業家などが一体となり、久留米市の活性化に取り組む団体が日ごろの活動をアピールするイベント「くるめ熱かもんバトル」を企画。高校生から80代の高齢者を合む8団体が出場し、一般市民を含む約200人が会場を埋めた。「農業や福祉などで地域貢献したい」「子どもの遊び場を久留米に作ろう」。各団体の熱い訴えに拍手と声援が送られた。

 「私たちにとって、人とのつながり、人脈こそが一番の財産」とイベントの意義を語る笠会長。外部との人脈を生かそうという意識は、例えば会員が籃胎漆器の職人と一緒に商品を販売するイベントを開くなど、具体的な形として現れつつある。

 新たなチャレンジにも取り組む。インターネットを通じて出資を募る「クラウドファンディング」を活用し、起業会の事務所を設立するための支援を呼び掛ける予定だ。出資者には特典として久留米の特産品を使ったオリジナル商品を贈る計画だという。「経営者1人だけの小さな会社がほとんどだけど、新しいことに挑戦する日本で一番アクティブな会にしたい」。笠会長は言葉に力を込めた。

 4月には久留米市中心部に大型複合施設「久留米シティプラザ」が開館する。「久留米の姿が変わる転換期。起業家も街も元気になれるよう、新たなアイデアをみんなで考えたい」。起業会の挑戦は続く。